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あの日の誤解は解けたのだろうか

コロナ禍が始まったばかりの頃、「あなたを見損ないました!」とお怒りのメールをいただいたことがあります。


私は今でもあれは誤解だと思っているのですが、思い出すと私の中にも大きな反省点があります。

そしてそれは、行動が制限されている今こそ起こりやすいことかもしれません。


今朝ふとその出来事を思い出したので、反省を込めて振り返ってみようと思います。


そのメールをいただいた経緯は単純で、コロナ禍の初期に私が「飲み会を企画します!」とSNSで告知をしたからです。


ここだけ見ると非常識なやつでしょ?笑


でもこれには追記があります。





私が企画したのは「Zoom飲み会」だったんです。

つまり、人と直接会わずに(接触せずに)、オンライン(ビデオ通話)で情報交換しましょうという主旨の企画です。


当然、全ての投稿に「オンラインZoom飲み会」と記載して告知しました。


記憶だと2020年の4月頃だったと思いますので、ちょうど日本でもコロナの行動制限がかかり出した頃です。

感染の懸念を無視して、飲み会をしたり大勢で遊んだりする人たちが問題視されていた時期でもありました。


で、冒頭の出来事が起こったわけです。


「こんな時だからこそ、みんなで笑って元気になりましょう!Zoom飲み会やります!」


というような内容を、SNS等で告知したところ


『こんな時に飲み会ですか!?

あなたみたいな人がいるから感染がおさまらないんですよね!?

いつも投稿に共感していたのにそんな人だったとは思いませんでした!

見損ないました!残念です!!ブロックします!!』


というようなメッセージがきました。


最初は意味が理解できなくて、「Zoom飲み会でなんで感染拡大?」と何度も考えたのですが

しばらく考えて、ハッとしました。



\世の中では、まだ「Zoom」というツールが一般的ではない/



つまり、「Zoom」という単語を知らない人からしたら、

私は「コロナなんて関係ね〜wwwリアルで飲み会やろうぜ〜(・ω・ノ)ノ」みたいなパリピに映ったのではと。


これに気が付いた時、衝撃をうけまして、そりゃあ怒るよなと思いました。

特に2020年4月頃は海外ではロックダウンが始まり、

社会全体がとても神経質になっていた時期ですから・・・


そこで「Zoomはカメラ付きの通話機能で、各々自宅からビデオ電話で飲み会をしようという企画です」と返信したのですが、その後お返事はありませんでした。



あの日の誤解は解けたのだろうか。






そして、ここから当時の反省点を振り返ります。


実は私、コロナ前から遠方のお客様と通話する時はZoomを利用していまして

私の中では電話やSkypeと同じくらいZoomは身近なツールでした。


自分が当たり前のことは、他者にとっても当たり前だろうと

完全なるバイアスで世の中をみていたのですね。


恐る恐る周りに「Zoomって一般的ですか?」と尋ねて回ったところ、

ほとんどの方が「知らない」「名前は聞いたことがあるけどよくわからない」「なにそれおいしいの?」という回答でした。(2020年当時)



この記事を書いている今も、「もしかして今でも一般的ではない?」と一抹の不安を感じ始めています。



人はどうしても「今自分が見ている世界」で物事を考えます。


自分とは違う他者、

多くの人に自分の言葉やコンテンツを届けたいなら

自分よがりになっていないか

視野が狭くなっていないか

注意をした方がいいかもしれません。


専門的な仕事をしていると、「専門用語をさりげなく使えるオレSGEE」とイキりたくなる時もあるので、これも本当に気をつけたいところです。




そしてもう一つ。

私もついウェブ上で感情的な言葉を投げたくなる時がありますが、

受け取った相手には深く長く残る可能性があります。

これもしっかり覚えておきたいと思います。



「伝える」というはどこまでも相手目線でなければいけないこと

改めて思い出した出来事でした。





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