お休みをいただいて、富士河口湖ピアノフェスティバル2022に参加してきました。晴れいていると(←ここ大事)富士山が目の前に見えるシアターで、日替わりでさまざまな演奏家や演目が楽しめるとても豪華なリサイタルです。
4日間のどの日程も本当に魅力的なのですが、私の今回のお目当てはピアニストの辻井伸行さんだったのでソロコンサートのチケットを取りました。
(東京佼成のコラボ公演の日と大いに迷いました。次は全日程チケット取りたいくらいです)
河口湖ステラシアターは、屋根が開閉式の半野外のコンサートホール。
晴れていると(←ここ大事)ステージの背後の壁が全開になり、ステージの背景が富士山になるんです。
晴れていれば。
はい。晴れていれば。
ご存知の通り、この3連休は台風が接近しておりまして、コンサート当日はばっちり雨。 富士山は全く見えませんでした。
そして、屋根があるとはいえ壁側面は開放されているので、会場はいわば「雨が入ってこない野外」。湿度とか気圧とか、ピアノのコンディション大丈夫なの?などと余計なことが色々心配になってしまいました。
とはいえ。
緑に囲まれた中で雨の音を聴きながらのピアノコンサートという、初めての体験。
これが、ほんとうーーーーーーによかったのです。
普通、屋内のコンサートホールは当然ながら外の音が全く聴こえないため、そもそも「雨の音」と「ピアノ」の組み合わせが初めてです。
これが、ほんとうーーーーーーによかったのです。(2回言いました)
ピアノってすごいですね。一流のピアニストが弾くと、ピアノの音がピアノじゃない何かものすごくキラキラした何かの音に聴こえるんです。
言語で表現できないのですが、音に色や形や質感が出るというか。
音に色がついているというか、粒が見えるといういか、質感があるというか、うまく言えないんですけど。
コンサートが終わった後も拍手は止まず、アンコール曲を2曲弾いた後も拍手は止まず、最後は辻井さんがピアノの蓋を閉めて「もう終わり」の合図をするという、おちゃめな終わり方になりました。
それはもう久しぶりにCDも購入いたしました。CD買うなんて何億年ぶりだろう。
心が喜ぶ体験は、センスや感性を育てると私は信じています。 こういう体験をもっと増やしていきたいです。
心が喜んだ分だけ、仕事でまた世の中に還元していきたいと改めて思います!
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