ビジネス特化型SNSのLinkedInで誘っていただき、ウォーキングチャレンジのグループに参加しました。
アプリに登録した際、アイコンの設定をどうしようと思い、「グループだから私の顔が分かる方がいいけど、スタジオで撮影したバッチバチに決めたプロフ写真もなぁ」と迷い、とりあえず手元のiPadでアイコン風の似顔絵を描いて設定。
ちょうど今自己紹介グラレコを制作している関係で似顔絵のレパートリーを増やしたかったので、その練習も兼ねて。
(描くと誰かに見てもらいたくなるので)それをグループに投稿したところ、メンバーの松本淳さんからから「 おお.. これはすばらしいもしよければ私のも欲しいです(ボソッ)」と一言。
描きます!喜んで!
その一言が発端になり、メンバーの似顔絵を描くことに。
普段の似顔絵よりも制作過程をかなり簡略化したのでサクサク進み、あっという間にずらっとメンバーの似顔絵が並びました。
やはりこの「夢中で描いちゃうパターン」は、クリエイターにとっての最高の娯楽であり、ご褒美というか楽しみだなと思います。
仕事の作品は「お客様の希望」と「クリエイター側の意図」の擦り合わせ、さらに「ただの作品ではなくツールとして機能する」が前提になるので、様々なケースを想定して慎重に制作をします(それはそれで趣味にはないやりがいがあるので好きなのです)
そこでたまにこんなご褒美というか、好きなように描いた絵を喜んでもらえる場面をいただけると、これがガス抜きになり、クリエイトのモチベーションや勘を取り戻すことができます。
この時間は、私の仕事の原点を思い出すこともできました。
最初の就職がエステサロンだったのですが、仕事が終わるのが遅く、また当時の自分は「仕事のためならいくらでも頑張ります」みたいなタイプだったので、帰りは終電ということもよくありました。
仕事が終わった後、駅前のこぢんまりしたBARのカウンターでお酒を飲み、常連客との雑談の中で「私は絵を描くのが好きなんですよ」という話に。
ためしに100均の真っ白なポストカードに色鉛筆で似顔絵を描いてプレゼントしたところ、それが大好評。
小さなBARの中であっという間に話題になって、次々と常連客の似顔絵を描くことになりました。
会うたびに「私も似顔絵描いて!」と言われ、お例にお酒をご馳走になったり、色鉛筆セットをプレゼントしてもらったりしながら(笑)
当時は描くスピードも遅かったので、ポストカードサイズの似顔絵を一枚描くのに何時間もかかりました。
終電で帰宅して、仕事のストレスでヘロヘロにすり減っていた毎日の中で、深夜まで時間を忘れて友人の似顔絵を描くのが癒しの時間でした。
その後クリエイティブが仕事になり、趣味でやってた頃の何倍も大変なことがあり、逆にプロにならないと体験できなかった楽しさややりがいもたくさん経験することになりました。
だからこそ、今回のように「自然に湧いてくるクリエイティブへの欲求」を感じた時、「絵を描くのが好き」という自分の原点を思い出します。
こういった自己発見ができたのも、グループや人との繋がりの中で交流があったからこそだと思います。
改めてSNSでの繋がりの良さを体験した出来事でもありました。(まだ歩いてないのに完結したような雰囲気)
素敵な繋がりに感謝するとともに、健康な身体に向けてウォーキング頑張ります!!
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