参議院選挙が終わりました。
もともと政治の話題は好きなのですが(SNSおよび人前では話さないというマイルールがあるため公で口にしませんが)、昨日は選挙速報を追いつつ世情に対する考えを巡らせていました。
毎回感じることですが、選挙結果には世情が反映されます。
それを見るにつけ、感情が揺れることが多いのですが
今回はその振れ幅が少し大きかったように思います。
ただそれは選挙に限ったことでなく、
ここ数年の世の中の混乱が蓄積されたものでもあるかもしれません。
あとは気象の変化による物理的な身体の疲れだったり、
まあ最近ちょっと仕事が忙しかったり
複合的な要素もあるのでしょう。
今私が感じていることは、
心と身体の疲れに目を向けるタイミングであるということです。
注意が散漫になったり
やる気がおこらなかったり
わけもなく感情がゆれたり
そんな時は、きっと少し疲れているんだと思います。
自分が疲れていること、
もしかしたら傷ついていること、
そして何かを我慢していたかもしれないこと
自分の中でしっかり認めて
気持ちと向き合う機会かもしれません。
いろんなことがあった2年半だったと思うんですよね。
疫病が流行り、戦争が始まり、不安を感じる事件も増えました。
私は関東住まいなので、身近にコロナに罹患した知り合いも何人かいて、全く他人事ではなかったです。
生活圏内の沿線で「電車内で人が暴れている」というニュースが流れて、そういった事件が以前よりも身近になりました。
ちょっと攻撃的な人が増えたのかなと感じています。
悪意というのは自分に向けられたものでなくても、
誰かに向けられた悪意を目にするだけでも人は傷つくそうです。
社会が混乱する時は各々の主義主張が多く散見されます。
主義主張の色が強くなるほど、
人は意見が異なる相手に強い言葉をぶつけがちです。
「わかってほしい」「理解してほしい」という気持ちが
時に鋭い言葉や皮肉や批判になって発信されます。
本音をいうと、この2年半で「言葉が強くなったな」と感じる投稿を目にする機会が増えました。
SNSで人を見下すような発言を多く投稿するようになったり
以前よりも強い主張を繰り返すようになった人。
それに対する各々の正義や正統性は一旦脇に置いて、
誰かに向けられた強い言葉は、目にするだけで人は傷つくということです。
ある時ふとそのことに気がついて
「ああ自分は傷ついていたんだな」と思いました。
そして
「疲れていたんだな」と。
私の心の師匠が、コロナ渦の初期にこう言っていました。
「今は社会が緊張しているけど、その緊張の糸がゆるんだ瞬間こそメンタル不調が起こりやすい」
そう考えると「攻撃的な人」は不安や緊張を棘に置き換えて心を守っていたのかもしれません。
私だって、今振り返れば渦中はちょっとトゲトゲしていましたし。
そんなわけで、この2年半の世情の集大成だったような参議院選挙が終わり、
一つの区切りとなり、また未来を向く時がきたように思います。
疲れている時はちょっと休んで
しっかり自分を労って
心や身体をチャージできることを探して
まずは自分第一自分優先でいきましょう。
自分の心に目を向けた分だけ、
人に優しくなれると私は思います。
自分の現在地を認めることで
心はいつか自然に未来を向くはずです。
あせらずのんびり、行きましょう。
未来は必ず、良い方向に向かっていくはずです。
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